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問いと答えの連鎖から放たれる「可能性の種」_QWSステージ#06

2019年11月1日、「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに誕生したSHIBUYA QWS。社会価値につながるプロジェクトを生み出すべく、SHIBUYA QWS Innovation協議会(以下「SQI協議会」)が3カ月に一度主催する『QWSステージ』は、QWSでプロジェクト活動に取り組んでいる会員がそれぞれの活動の中でみつけた「新たな社会価値につながる可能性の種」のプロトタイプや活動の成果を発表する場です。

第6回目として2020年4月23日に開催したQWSステージ#6では、QWSで活動する18チームが各3分間のプレゼンテーションを行いました。なお、SQI協議会の審議によって以下4チームについてはQWSでの活動期間の延長を行い、継続して支援を行っていくことが決定いたしました。

■プロジェクト名:もしシブ
問い:もしも渋谷にオフィスビルがなかったら?
概要:もしシブは渋谷を愛しながら都市がどういう方向に向かっていくべきか考えるプロジェクトです。
もともと渋谷にあった市民・若者・プレイヤーたちが新しいアイデアを気軽に実験し、
それが都市の価値に戻っていくといった側面が失われていると現在の課題を定義。
あらゆるジャンルの人が意識せずに集う場所「グラウンドレベル」によって、
リアルな人々を起点とした創造的なエネルギーにあふれたエリア作りを目指しています。

■プロジェクト名:stitch_
問い:何者でもないものの価値とは?
概要:ファッション業界の現状として個人デザイナーのブランド展開は非常に困難となっています。
stitch_はファッションにおける若手デザイナーの「何者でもない」時期にフォーカスし、
消費者とデザイナーが双方向にコミュニケーションを取りながら売り買いができるアプリケーションを開発しています。個人のデザイナーに光を当てて、作り手と消費者が本当に好きなものと向き合える世界を目指しています。

■プロジェクト名:YU-RA
問い:動く照明によって生まれる空間的な時間感覚とは?
概要:せわしない情報に流されていく今、自分だけの時間・空間を大切にしたい。
そのような空間を作る存在として、動く照明「YU-RA」をアート作品として開発しています。
YU-RAによって、水のせせらぎや夕日の移ろいを見ているときのような、
心のゆとり・ゆるやかな時間を浸透させていきたいと考えています。

■プロジェクト名:sustainablegame
問い:中高生と企業の共創は社会の二項対立をなくすイノベーションを起こせるのか?
概要:中高生(未成年)が起業をする際に非常にハードルが高い日本において、
「誰1人取りこぼさないゲーム(社会)モデル」SustainableGameを生み出すことを目指し、
オンライン上でのプラットフォームの構築に取り組んでいます。企業と中高生の相互の状況を深く理解し、
ESG課題解決を目的とした企業と中高生の共創環境を作っていきます。

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