2019年11月1日、「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに誕生したSHIBUYA QWS。社会価値につながるプロジェクトを生み出すべく、SHIBUYA QWS Innovation協議会(以下「SQI協議会」)が3カ月に一度主催する『QWSステージ』は、QWSでプロジェクト活動に取り組んでいる会員がそれぞれの活動の中でみつけた「新たな社会価値につながる可能性の種」のプロトタイプや活動の成果を発表する場です。
QWSステージはゲストによる問いの感性を刺激するキーノートトークから始まり、その後プロジェクトによるピッチ、表彰式という流れで進んでいきます。
今回はゲストとして起業家・投資家・経営者である麻生 要一氏に「イノベーションを生み出す問いの構造式」をテーマにお話いただきました。
また、今回第9回目として2022年1月27日(木)に開催したQWSステージ#9では、過去最多の参加プロジェクト数となり、QWSで活動する19チームが各3分間のプレゼンテーションを行いました。
前回導入に引き続き
・SQI協議会より、「SQI協議会最優秀賞」×1プロジェクト、
・「SQI協議会優秀賞」×3プロジェクト、
・味の素株式会社様より企業賞として「味の素賞」×1プロジェクト
をご用意いただきました。
受賞プロジェクトは以下となります。
■SQI協議会最優秀賞
プロジェクト名:GOOD FOOD GOOD MOOD
問い:私たちはなぜ、食事をするのか?-バイタルデータで紐解く「食事」-
概要:「食事」には栄養摂取・料理を楽しむこと(五感)・食卓(場)の3つの性質があります。健康的な食事と言うと、栄養摂取に関する介入に完結しているのが現状ですが、完全食が存在する今でも人々は「食事」をやめようとはしません。
なぜでしょうか?それをバイタルデータや心理指標を利用して解明し、プロセスを公開することで、「食事」文化の再構築を行います。人々が「食事」で自分たちの総合的健康にアプローチできる食文化をつくりたいと考えています。
■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:渋谷肥料
問い: 渋谷を「消費の終着点」から「新しい循環の出発点」にシフトできないか?
概要:「渋谷肥料」は渋谷を「消費の終着点」から「新しい循環の出発点」にシフトするプロジェクトです。事業ごみが7割を占める渋谷の卸売店・小売店・飲食店・宿泊施設などから排出される生ゴミを肥料・堆肥化し、「サーキュラーキット」「サーキュラースイーツ」「サーキュラーコスメ」の3つのソリューションを生み出すことで、都市における廃棄→再資源化→供給→生産→商品化→流通→販売→体験の循環に新たなモデルを確立します。
■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:KAMADO
問い:文化とお金を社会に循環させるには?
概要: 現代アート・伝統工芸・民芸・モノづくりを軸に発信するバイリンガルウェブマガジン「KAMADO」は「アートがもらえるかもしれないKUJI」と「アーティスト支援につながるFUMI」を運営し、創り手と支援者をつなぐサービスで、アートと文化が多くの人に循環する仕組みづくりを行っています。
■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:KOREKOSO
問い: Z世代が子育てについて考えることが当たり前な社会をつくるには?
概要: 次に子どもを産める世代である私たちが、自分の受けてきた教育や子育て環境しか知らず、実際に“自分の“子どもが生まれるまで子供と関わる機会がないのは、とても大きなロスになると思います。私たちは家族や子育てのあり方、家族という最小単位コミュニティでつくる教育について誰でもいつでも考えることがスタンダードな仕組みをつくります。
■味の素賞
プロジェクト名:GOOD FOOD GOOD MOOD
問い:私たちはなぜ、食事をするのか?-バイタルデータで紐解く「食事」-
概要:「食事」には栄養摂取・料理を楽しむこと(五感)・食卓(場)の3つの性質があります。健康的な食事と言うと、栄養摂取に関する介入に完結しているのが現状ですが、完全食が存在する今でも人々は「食事」をやめようとはしません。
なぜでしょうか?それをバイタルデータや心理指標を利用して解明し、プロセスを公開することで、「食事」文化の再構築を行います。人々が「食事」で自分たちの総合的健康にアプローチできる食文化をつくりたいと考えています。
次回記念すべき10回目のQWSステージ#10は2022年4月28日(木)を予定しております。
プロジェクトの雄姿をぜひご覧ください。