2019年11月1日、「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに誕生したSHIBUYA QWS。
社会価値につながるプロジェクトを生み出すべく、SHIBUYA QWS Innovation協議会(以下「SQI協議会」)が
3カ月に一度主催する『QWSステージ』は、QWSでプロジェクト活動に取り組んでいる会員がそれぞれの活動の中でみつけた「新たな社会価値につながる可能性の種」のプロトタイプや活動の成果を発表する場です。
QWSステージはゲストによる問いの感性を刺激するキーノートトークから始まり、その後プロジェクトによるピッチ、表彰式という流れで進んでいきます。
今回はゲストとして株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ 高宮 慎一氏にVC目線の「問い」をテーマにお話いただきました。
▼キーノートトーク,株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ ,高宮 慎一 氏
また、第11回目として2022年7月28日(木)に開催したQWSステージ#11では、
QWSで活動する15チームが各3分間のプレゼンテーションを行いました。
QWSステージ#11では
SQI協議会より、
・「SQI協議会最優秀賞」×1プロジェクト、
・「SQI協議会優秀賞」×3プロジェクト、
企業賞として味の素株式会社様より
・「味の素賞」×1プロジェクト
株式会社NTTデータ様より
・「NTTデータ賞」×1プロジェクト
をご用意いただきました。
受賞プロジェクトは以下となります。
■SQI協議会最優秀賞
プロジェクト名:ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」
問い: ゴミ拾いを21世紀の遊びにするには?
概要:チームで協力して拾ったゴミの種類や重量、LINEを通じて通達されるミッションの達成度などをポイント換算し、上位チームにはスポンサー企業様から豪華景品が贈呈されます。
ポイ捨てされたゴミがアイテムに変わり、街全体がゲームエリアとなるような世界観を演出することで「楽しさ」を入口にゴミ問題について考える機会を提供できる環境教育コンテンツです。
▼SQI協議会最優秀賞:ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」
■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:食べられる栄養スプーン〔salii〕
問い:21世紀の若者は”1本のスプーン”で食へのワクワクを取り戻すことができるのか?
概要:スプーンとしての実用性だけでなく、健康機能性、環境問題への貢献性をも兼備した商品「食べられる栄養スプーン【salii】」の開発・販売を行います。私たちsaliiは、若年層に蔓延する「食事への抵抗感(ギルト)」や「プラスチック使用への抵抗感(ギルト)」から解放する糸口となることを目指します。
■SQI協議会優秀賞
プリジェクト名:neco-note
問い:猫の推し活サービスで、保護猫団体の”自続可能性”を高められるか?
概要:「猫を助けたいけど、何をしたらいいかわからない」という人がいます。アレルギーや家の事情、どの保護猫団体に声をかけたらいいのかわからないなど理由はさまざまだと思います。だからneco-noteがその垣根をなくします。誰もが気持ちよく、それぞれの関わり方で猫助けができる社会をつくります。
▼SQI協議会優秀賞:neco-note
■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:PocketTips
問い:好きな服を好きなだけポケットに詰め込んで宇宙旅行に行くには?
概要:たたまずに「圧縮」したら旅や日常の中で身軽でありながら、ファッションも多様に楽しめるのではないか?たたまずにうんと小さく「圧縮」したらポケット一つで宇宙旅行に出かけられるようになるのでは?
この仮説を元に服を圧縮できる技術の開発、「圧縮する事で生まれる新たな価値」を広め探究していく。
▼SQI協議会優秀賞:PocketTips
■味の素賞
プロジェクト名:食べられる栄養スプーン[salii](SQI協議会優秀賞とW受賞)
問い:21世紀の若者は”1本のスプーン”で食へのワクワクを取り戻すことができるのか?
概要:上記参照
▼味の素賞:食べられる栄養スプーン[salii]
■NTTデータ賞
プロジェクト名:Khaos
問い:人生かけて好きを突き詰めてきた代表格であるアーティストが輝ける社会を創るには?
概要:私は、『好きを突き詰め努力してきた人が輝ける社会』をビジョンとしています。その代表格的存在であるアーティストは、才能やスキルを持ち合わせ、尚且つ日々ストイックに活動を続けているにも関わらず、その才能を思うように社会で評価されていない現状があります。好きを突き詰め努力しているアーティストが、真のアーティストとして本領発揮し輝けるように育成する、『セルフプロデュース力の育成プラットフォーム』を創ります。
▼NTTデータ賞:Khaos
次回12回目のQWSステージ#12は2022年10月27日(木)を予定しております。
プロジェクトの雄姿をぜひご覧ください。