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「問い」から生まれた「可能性の種」発表の場_QWSステージ#13

2019年11月1日、「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに誕生したSHIBUYA QWS。
社会価値につながるプロジェクトを生み出すべく、SHIBUYA QWS Innovation協議会(以下「SQI協議会」)が
3カ月に一度主催する『QWSステージ』は、QWSでプロジェクト活動に取り組んでいる会員がそれぞれの活動の中でみつけた「新たな社会価値につながる可能性の種」のプロトタイプや活動の成果を発表する場です。
QWSステージはゲストによる問いの感性を刺激するキーノートトークから始まり、その後プロジェクトによるピッチ、表彰式という流れで進んでいきます。
今回はゲストとして &Co. 代表取締役/Tokyo Work Design Weekオーガナイザー 横石 崇 氏「価値がよくわからないものの伝え方」をテーマにオンラインでお話いただきました。
&Co. 代表取締役/Tokyo Work Design Weekオーガナイザー 横石 崇 氏

また、第13回目として2023年1月26日(木)に開催したQWSステージ#13では、
QWSで活動する14チームが各3分間のプレゼンテーションを行いました。
QWSステージ#13では
SQI協議会より、
「SQI協議会最優秀賞」×1プロジェクト、
「SQI協議会優秀賞」×3プロジェクト、
企業賞として味の素株式会社様より
・「味の素賞」×1プロジェクト
株式会社NTTデータ様より
・「NTTデータ賞」×1プロジェクト
をご用意いただきました。
受賞プロジェクトは以下となります。

■SQI協議会最優秀賞
プロジェクト名:reanne
問い:生理でじぶんらしさを諦めない世の中にするには?
概要:「生理痛があるのは当たり前」「我慢すればよい」と考える人は少なくありません。月経随伴症状による1年間の社会的負担は6,828億円(経済産業省による調査結果より)と言われているように、生理による不調で普段の実力を発揮できない人はほとんどです。60年前に日本ではじめて発売されたナプキン「アンネナプキン」が当時の女性に革命を起こしたように、reanne(リアンネ)は新しい生理との付き合い方を提案することで『第二次生理革命』を起こします。

▼SQI協議会最優秀賞:reanne


■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:Nakajima Science Graphics
問い: 研究者の知られざる脳内が、イラストで見える化されたら?
概要:?研究者の考えを可視化するイラストを作成し、?イラストの最適な活用方法を模索することで、アカデミアと社会のコンタクトポイントを構築します。まず、研究者の考えを魅せるイラストにはどういう形があるのか、多様なイラストを作成し、その可能性を広げます。次に、そのイラストをきっかけとして、人とのコミュニケーションを生み出すためには、イラストをどう活用していくのがよいのか、最適な展示方法や広め方を模索します。
▼SQI協議会優秀賞:Nakajima Science Graphics

■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:ALLHOME
問い:社会的養護の子どもたちの可能性は、そこで、はたらく人の幸せを通じて広げることができるのか?
概要:社会的養護に特化した求人サイトの運営や、社会的養護の魅力など採用に関する企画をするプロジェクトがALLHOMEです。離職率が50%を超えるとされる、児童養護施設。そんな社会的養護で働く人がまず幸せに働ける世界を作ることで、そこで暮らす子どもたちの幸せを作っていくことを目的としています。

▼SQI協議会優秀賞:ALLHOME

■SQI協議会優秀賞

プロジェクト名:Werp
問い:世の中の便利って本当に便利?
概要:ITツールのメリットを最大限に活かすことが可能なクラウドERPサービスをリリースします。さまざまな機能をまとめることによって、機能間の連携を密接にします。洗練されたUI/UX・社外の関係者(顧客・士業・出資者等)も対象とする広い活用圏・圧倒的に低い導入ハードル、の三つを強みとして大規模展開を図ります。

▼SQI協議会優秀賞:Werp

■味の素賞
プロジェクト名:Nakajima Science Graphics
問い:研究者の知られざる脳内が、イラストで見える化されたら?(SQI協議会優秀賞とW受賞)
概要:上記参照
▼味の素賞:Nakajima Science Graphics

■NTTデータ賞
プロジェクト名:KAMADO 
問い:アートの「3つの壁」がなくなるには?
概要:「美術館でアートを観る」この体験はたくさんの人がしてるはず。だけど、その先にある入り口の前には3つの壁がある。「心の壁」なんだか難しい。見方がわからない。「家の壁」どうやって飾ればいいのかわからない。「財布の壁」いきなり高いものを買うハードルがある。また買う方法がわからない。
この壁を越えて、アートの楽しみ方が拡がりますよう。KAMADOはいろんな角度から「アートがもっと楽しくなる」サービスを届けています。
▼NTTデータ賞:KAMADO

次回13回目のQWSステージ#14は2023年4月27日(木)を予定しております。
プロジェクトの雄姿をぜひご覧ください。

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