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「問い」から生まれた「可能性の種」発表の場_QWSステージ#18

2019年11月1日、「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに誕生したSHIBUYA QWS。
社会価値につながるプロジェクトを生み出すべく、SHIBUYA QWS Innovation協議会(以下「SQI協議会」)が
3カ月に一度主催する『QWSステージ』は、QWSでプロジェクト活動に取り組んでいる会員がそれぞれの活動の中でみつけた「新たな社会価値につながる可能性の種」のプロトタイプや活動の成果を発表する場です。
QWSステージはゲストによる問いの感性を刺激するキーノートトークから始まり、その後プロジェクトによるピッチ、表彰式という流れで進んでいきます。
今回はゲストとして一般社団法人スタートアップエコシステム協会 代表理事 藤本 あゆみ 氏より「スタートアップが未来をつくるために立てるべき”問い”」をテーマにお話いただきました。
また、第18回目として2024年4月25日(木)に開催したQWSステージ#18では、
QWSで活動する17チームが各3分間のプレゼンテーションを行いました。
QWSステージ#18ではSQI協議会より、
「SQI協議会最優秀賞」×1プロジェクト、
「SQI協議会優秀賞」×3プロジェクト、

企業賞として株式会社NTTデータ様より
・「NTTデータ賞」×1プロジェクト
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン様より
・「セブン‐イレブン・ジャパン賞」×1プロジェクト
をご用意いただきました。
受賞プロジェクトは以下となります。
■SQI協議会最優秀賞
プロジェクト名:One by One Music(https://shibuya-qws.com/project/onebyonemusic**)**
問い:動物が音楽を聞く世界は訪れるだろうか?
概要:人間と動物が一緒に住むことが当たり前になり、留守番などで一人ぼっちになったペットが分離不安症という精神病を患ってしまうといった課題が生まれています。One by One Musicは世界初の実験結果や自動で作曲するプログラムによって、人間も動物も飽きさせない音楽を制作し、サブスクリプションモデルによって動物のためのリラックス音楽を提供します。

■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:Child Play Lab.(https://shibuya-qws.com/project/childplaylab**)**
問い: 心から湧き出てくる願いや目標が生きる力になりうるのか?
概要:Child Play Lab.は闘病生活を送るこどもたちが自らの可能性を信じ、挑戦できるような入院環境・療養体験を提供するために活動しています。「さぁ、ベッドの上から冒険を始めよう!」を合言葉に、長期にわたって闘病生活を送るこどもたちが創造力・好奇心を引き出せるような遊びのブランド「POCO!」を運営し、現在は全国5つの病院で小学生を対象にした「アドベンチャーBOX」を展開し実証実験を行っています。
■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:Soullume Project(https://shibuya-qws.com/project/soullumeproject**)**
問い:江戸東京野菜は東京の新しいグルメブランドになるのか?
概要:Soullume Projectは伝統野菜をブランド化することによって多くの人に伝統を知ってもらい、一緒に「地元愛」とは何かを考えながら、新しい地方創生のあり方を模索するプロジェクトです。現在は生産者・農地が年々減っている「江戸東京野菜」を多くの人に知ってもらうため、滝野川人参を使った「入魂ドレッシング」を開発。今後は都内アンテナショップでの展開を予定しています。

■SQI協議会優秀賞
プロジェクト名:Aethamelon(https://shibuya-qws.com/project/aethamelon**)**
問い:高校生の高校生による高校生のためのアントレ教育とは?ー夢を現実にする第一歩ー
概要:Aethamalon(エテメロン)は現在のアントレプレナーシップ教育に疑問を持った高校生、大学生によるプロジェクトです。これからの流動的で不確実な社会を生きる高校生を対象に、ビジネスモデル構築に限らず積極性、創造力、探究心など「起業家精神」を養うためのアントレプレナーシップ教育プログラムを独自に開発することを目指し、活動しています。
■NTTデータ賞
プロジェクト名:DEATHフェス実行委員会(https://shibuya-qws.com/project/death-fes
問い:お墓に、入りたいですか?
概要:2024年4月14日(よい死の日)に「DEATHフェス」開催!
超少子高齢化と同時進行で訪れた「多死社会」だからこそ、「死」をタブーとせずに人生と地続きのものとして捉え直し、年齢や個別の事情によらず、多くの人が「死というテーマ」をきっかけに今をどう生きるかを考える ーーそんな「生と死のウェルビーイング」のためのイベントです。
我々(法人化準備中)の取り組みは、DEATHフェスの企画運営に留まらず、「死というテーマ」を起点とした様々なワークショップの他、中長期的には、日本での「有機還元葬(堆肥葬)」の政策提言と事業化などを考えています。

■セブン‐イレブン・ジャパン賞
プロジェクト名:Shibuya Miyage / 渋谷土産(https://shibuya-qws.com/project/shibuya-miyage
問い:“わたしの好きな渋谷”の秘められた力で、渋谷をさらに魅力的な街にするには?
概要:「渋谷土産」はこれまで見落とされてきた渋谷の魅力をお土産としてデザインすることで新しい地域ブランディングを実現するプロジェクトです。チームメンバーが自ら足を運び発見した渋谷の魅力を10種類程度の「お土産」シリーズとしてプロデュースし、実店舗やポップアップストアはもちろん、3Dマップや仮想空間内での観光コンテンツと融合した体験型ECなどで取り扱うことで販売まで一貫したビジネスモデルを展開します。

次回19回目のQWSステージ#19は2024年7月25日(木)を予定しております。
プロジェクトの雄姿をぜひご覧ください。

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